大館郷土博物館 (2001)

大館郷土博物館 2001(H13)/8/14

●大館郷土博物館 沿革・内部  
大館郷土博物館は平成8年4月25日に大館市街地の 東方、獅子ケ森の南麓に開館いたしました。

もとの秋田県立大館東高等学校校舎を平成5年2月1 日に譲り受け、博物館施設として3年余の歳月をかけ、 計画、建設を進めてまいりました。  

大館で現在知り得る人の営みのもっとも古い証拠は、 市内松木の高館平遺跡から出土したおよそ20,000年〜 15,000年ほど前の旧石器時代の大型石刃です。

以後、この大館の地で人々は生活を営み、大館独特の風土、文 化を築き上げてきました。

大館郷土博物館は、大館の自然環境の中で先人たちが いかに歩んできたのかということを、自然と産業、歴史、 民俗、美術工芸の分野から紹介するとともに、そこから 育まれてきた風土、文化を理解していただくべく建設さ れた、郷土を理解するための博物館です。

大館郷土博物館は完成された博物館ではありません。
市民の皆様の手でより一層大館を理解できる博物館に作 り上げていかなければなりません。それは永久に続く終 りのない市民の生涯学習です。  

自然あふれる獅子ケ森のふところに建設された郷土の 博物館で、心豊かな学習の一時をお過ごしいただけれぱ 幸いです。


展示施設
■展示館/1,453.95u 体育館を活用した中二階造
 一階は大館の自然と自然が育んだ農業・林業・鉱 業の展示。
 二階は考古・歴史・先人顕彰・民俗の展示。
■美術工芸展示室/456.22u
 大館出身、大館ゆかりの画家の絵画、大館を描いた 絵画を展示。
■こども科学室/61022u
 「宇宙」「地球」「生命」「力」の4っのコーナーで 不思議を体験し、科学に挑戦してみよう。



大館の大火の写真


曲げわっぱ展示室  
展示室は前大館工芸社の創業者、堺谷哲郎氏=大館市 御成町1-16-24=から寄贈された改装費一千万円を活用 して整備され同時に寄贈された曲げわっばなどの工芸品 を展示しています。

この展示室は博物館の3階に設けられていて、広さは 約162uあります。
展示設備等は秋田杉で統一し、さら に曲げわっぱなどの工芸品の多くは室内で使用されるも のであることから、内装全体は「家の中の雰囲気」を演 出しています。

設備  
・敷地総面積  30,345.00u  
・建物延床面積  6,015.90u  
・本館延床面積  3,324.45u  
・展示館延床面積  1,453.95u  
・収蔵庫  1,237.50q  
・貴重品収蔵庫  74.38m2  
・駐車場  50台


曲げわっぱ展示室
利用案内(H13年08月現在)

■開館時間/午前9時00分〜午後4時30分
■休館日/毎週月曜日(この日が祝目の場舎は翌日)
■入館料/入館料 一般300円 高・大生200円 小・中生100円
■特別展等の料金/別に定めます。
■交通案内/
バス:
・秋北バスターミナル〜(15分)〜大館駅前ステーション
・大館駅前ステーション〜(10分)〜獅子ケ森(終点)  ※獅子ケ森バス停より徒歩3分

列車:
・奥羽本線JR大館駅下車  ※駅より徒歩2分で大館駅前ステーション

■住所/大館市釈迦内字獅子ケ森1番地
■電話/0186−48−2119
■ホームページ/   url http://www2.ocn.ne.jp/~odate-be

活躍した大館出身者達 の紹介


鉱山の坑道


外には小林多喜二の 文学碑が

以上説明文は大館郷土博物館のパンフレットから引用