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桜櫓館(国指定文化財・建造物)(2001) | |
桜櫓館(国指定文化財・建造物) 2001(H13)/08/16 国指定天然記念物/長走風穴 /高山植物群落 /大正15年2月指定/昭和6年10月追加 |
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桜櫓館 桜櫓館 旧桜庭文蔵邸 桜櫓館の愛称 桜櫓館(おうろかん)は大館市、市制施行前の最後の町長を務めた桜庭文蔵氏の私邸でした。 旧大館城の跡地で桜の名所である桂城公園に隣接している事から、また桜庭邸から文字を取った「桜」。 そして二階の屋根に突き抜けるように設けられた展望台「櫓」。 この二つを組み合わせて命名されました。 また、「館」は大館市の館にも通ずるものがあり、この桜櫓館が大館のシンボルとして末永く市民に愛されるようにとの願いが込められています。 |
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建築の特徴 建築の特徴としては、2階の屋根に突き抜けるように四方にガラス窓を配し、袴腰とした屋上展望台を作った事にあります。 桜庭氏が町長選に出馬したときは、まだ工事の最中でした。その後町長に当選した桜庭氏は「この展望台から一人眼下の町を一望 しながら町政に思いを巡らせた」といわれております。 建物は京間(一間6.3尺=約1.910m)の造りで、普通の部屋より一回り広く造られています。 この建物の見どころは前述の展望台の他に、ケヤキの大梁長尺・幅広の床板、秋田杉の長押も、 継ぎ足す事なくすべて長尺を使用している点や、各部屋の付書院・部屋の障子や階段の手すりにも 繊細で高度な技術が施されている点、武家屋敷に見られる格式の高い「起こり破風(フクリハフ)」のついた 玄関なども一見に値します。 桜櫓館は、大館旧市街地が度重なる大火に見舞われながらも奇跡的に残る、市街地では数少ない 昭和初期の本格木造建築として貴重な存在です。 近年、大館郵便局の局舎新築に際して、建物を引家して現在地に移転しました。 |
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桜櫓館概要 ■名称 国指定登録有形文化財 桜櫓館 ■所在地 秋田県大館市字中城13−3 ■登録年月日 平成11年 ■設計 小野 熊蔵・石田 常吉 ■棟梁 越後 甚吉 ■施行期間 約2年(棟上 昭和8年11月3日) ■構造 木造2階建(展望台付)延床面積288.19u ■所有者 株式会社イトウ (以上説明文は桜櫓館のパンフレットから引用) |
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間取り図 (間取り図は桜櫓館のパンフレットから引用) |
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展示品(特別展示) 近代大館の幕開け(大館城・城下年譜)から大館と関連ある茨城県大宮町との交流のもようの写真・資料などが 多数展示されていました。 |
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近代大館の幕開け (大館城・城下年譜) |
佐竹氏系譜 |
佐竹氏関連地 |
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大館から大宮町へ訪問 |
大宮町から大館へ |
歴史の跡地を探る |
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