板碑 (文化財)
板碑・文化財 | この板碑は、弘長四年(1264)甲子二月に建立された、下総型板碑の塔婆である。板碑の表面には、上部に二条線・天蓋(てんがい)・種子・蓮座偈文(れんざげぶん)と続き、中央の梵字の種子は、阿弥陀如来と脇侍(わきじ)の観世音菩薩と勢至菩薩(せいしぼさつ)が刻されており、願文は、「佛説観無量寿経」下巻の偈の一説「其の仏本願力、聞名欲往生、皆悉到彼国、自到不退転(その仏の本願力により名を聞きて往生せんと欲せば、皆ことごとく彼の国に到りておのずから不退転にいたらん)が記されている。 ≫ 金剛院の地図 |
板碑(金剛院)の画像・動画
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金剛院の板碑 (*1) 下総型 板碑(しもうさがた いたひ) 主に茨城県の筑波山から産出される黒雲母片岩(*3)製の板碑をいう。(*2) 塔婆(とうば) 仏塔(ぶっとう)は、インドの「ストゥーパ(stupa)」が起源の仏教建築物である。画像集(Google) 年代表 参考資料
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