内行花文鏡【ないこうかもんきょう】

龍ケ崎市指定文化財
内行花文鏡
(ないこうかもんきょう)
長峰城跡第39号墳から剣・ガラス玉と共に出土した鏡は、銅製で内側に8つの扇状の文様があり、これを花弁に見立てていることからこの鏡の名前が付けられている。
内行花文鏡の鏡が出土したのは、県内で3例目、同型は無く材質も良好であることから中国大陸から輸入した舶載鏡(はくさいきょう)の可能性があり、舶載鏡の場合は県内で2例目になり、この地域の古墳時代を知るうえで貴重な資料として、歴史民俗資料館に展示されている。
…龍ケ崎市歴史民俗資料館の「龍ケ崎の文化財」パンフレット参照

歴史民俗資料館の地図

◆内行花文鏡の画像・動画


動画
2012(H24)年
内行花文鏡【ないこうかもんきょう】(龍ケ崎市指定文化財)  [2:09]

RyugasakiNavi が 2012/04/15 にアップロード
◆内行花文鏡(ないこうかもんきょう) 龍ケ崎市指定文化財
龍ケ崎市歴史民俗資料館展示品

内行花文鏡


内行花文鏡復元図
◆歴史民俗資料館の説明文
内行花文鏡(ないこうかもんきょう)(市指定文化財)
 権力者が埋葬(まいそう)された古墳の副葬品(ふくそうひん)として出土した
鏡は、銅製で内側に8つの扇状(おうぎじょう)の文様があり、これ
を花弁(はなびら)に見立てていることからこの鏡の名前がけら
れています。
 茨城県内で同じ文様の鏡が出土したのは、3例目で
同型は無く材質も良好であることから中国大陸から
輸入した舶載鏡(はくさいきょう)の可能性があり、輸入された鏡である
場合は県内で2例目になり、常陸国南部の古墳時代を
知るうえで貴重な資料です。
(長峰城跡第39号墳出土:長峰町)

◆内行花文鏡【ないこうかもんきょう】とは
後漢代の中国や、弥生時代から古墳時代にかけての日本で製造された銅鏡。

半円に近い内に向かう弧線を連ねた文様を特徴とする。

日本では弥生時代の遺跡や前期の古墳から多数出土している。


◆銅鏡とは

  
銅鏡を参照してください。(WebSite: 邪馬台国を推理する)


◆ ≫内行花文鏡 の画像検索結果 (Google)


◆年代表(龍ケ崎市文化財関連)

◆参考資料