八坂神社
八坂神社 |
龍ヶ崎市上町の八坂神社は源頼朝の家臣下河辺政義公が、文治二年(1186)に
領地龍ヶ崎市貝原塚の領民をひきつれ、沼沢の地であった根町を干拓した際に、
貝原塚の鎮守神社であります八坂大神を祀ったのが草創と伝えられる。 下河辺氏は現龍ヶ崎一高の台地を城となし、竜ヶ崎氏とも称されて二百五十年余り この地を治めたが、永享、嘉吉の乱にて、足利持氏方につき、結城合戦にて滅亡し 、代わって信太郡信太庄の地頭職であった土岐原秀成の治めるところとなり、 現竜ヶ崎二高の台地を城となし子孫土岐胤倫(たねとも)は、竜ヶ崎第二 干拓を行い、誕生した良地の上町(かみまち)の当地に天正五年(1577)に 根町より八坂神社を遷し奉った。 関東三奇祭の一つ、当社祇園祭りの 神事「撞舞(つくまい)」はその頃より行なわれていると伝えられる。 御祭神:建速須佐鳴神(たけはやすさのをのかみ)、奇稲田姫神(くしなだひめのかみ) 御祭日:春祭 2月17日(旧)、 祇園祭 7月25日〜27日(撞舞;7月27日夕刻、於根町)、 秋祭 10月17日 所在地:龍ケ崎市上町(TEL:0297−62−6284) 参考文献:竜ヶ崎鎮守 八坂神社と由緒(発行:八坂神社) ≫ 八坂神社の地図 |